ゆきララ初年度収穫が6月4日に終わりました。
4月20日からの収穫なので、46日の収穫日数でした。
それと同時に収量調査が終わりました。
結論から言うと一株辺り約540gでした。
- 4間ハウスの70Mに1400株植えました。株間は40cm
採れたのは755kgでした。
ウチは平トレーの250g規格で2.1パック分でした。
前回にも書きましたが
- 現状 株間35cm ハウス7.2x70m 1600株 初期の芽数平均2、3芽。定植が遅かったのか脇芽が少なく、けんたろうに比べてしょぼかった。
- まず雪解け後けんたろうと同じ温度管理をしておりましたが、圧倒的に果房数がけんたろうより少ない。背丈は明らかに高い。管理の問題か?笑
- 果数が大凡半分。ゆきララは8果平均かな?
- けんたろうは8月20日に定植しました。ゆきララは9月2日です。定植に関してはけんたろうと同じでもいいんじゃないかと思っています。
- しっかりと脇芽を増やして芽数で攻めてもいい気がしますね。1株から少ない所だと6本、多い所で10本程
- 出入り口や外側の寒さにしっかりと当たって居る所の方が多い傾向にあるので雪解け後の管理に課題有りか?15度〜20度の方が良いかも?今回は25度目安。セオリー通りですね。
- なり方は本州いちごに似てるかな?1果房づつ順番にぶら下がっていく感じ。けんたろうみたいにサンハイ!!ってならないから着果までがけんたろうに比べて早いし、実の数も少ないし無駄花も少ないから早い!
- 収穫の楽さは尋常じゃない程楽です。見るいちご少ないですもん。後は収量が2パックぐらいいけるなら最高
- 味は試験した時よりも圧倒的に良い
- 来作は株間30cmの芽数4、5つを目指して作る。1芽から2本で8〜10本葉がデカいので肥培管理に気をつけたい。本数出ないなら芽数で勝負したいのが所感
今年度の定植に向けて準備していきます
今年は苗をポットで受ける予定してます。上記の通りとりあえず定植予定をけんたろうなみに早めます。しっかりと前年度に芽数を増やしたいからです。寧ろ8月前半も有りかと思ってます。まずは来年これで試します。
そして年明けからの管理ですが、20度目安に管理します。25度だとやはり暴走気味になる気がします。2棟やるので温度管理変えてみます。後は普段やらないのですが、しっかりと葉書きを行い適度にストレスを与えながら全体の回転を早めます。ゆきララは前半展開が鈍い気がします。その段階は温度かけてもいい気がします。来年はこんな感じで管理します。
今作の失敗点、課題、良かった所
- 生育が良すぎて光合成量が多すぎる。その割に花芽が少ないのでまさかの白ろう果が意外と多かった。この点に関しては堆肥に掘り込みすぎと一気に温度上昇により窒素が効きすぎた可能性もある為、参考程度に。。
- 上記に点に気づかずに普通にランナーを取り除きその後取り返しがつかなくなった為急遽無理やり葉書きを行ったが白ろう思ったより減らず
- 試験で10株程度栽培した時は一番最初に葉ダニ、うどん粉着いたが今作は一切の防除無しでも最後まで乗り切った。この点は褒めてあげたい。耐病性は高い気がする!!
- 果房を沢山上げたいし生育が良いので株間を初期の30cmに戻し、芽数で攻めたい。画像に貼ったがM,Sの比率は全体の1割程度。この点は非常に良かったと思う。
- 果実の肩がすごく張ってる感じだった。けんたろうと全然違う。。
- 収穫は楽になった。だけど今年は非常に気候がいちごに優しかったのにも関わらずヘタが沢山もげた。けんたろうと収穫した事がある人はわかると思うが今年はけんたろうよりも非常に沢山もげた。肥培管理のせい?
などなどきりが無いのでここらへんで、、おがファームの場合ですが色々なお客様に食べて頂いた感想ですが8対2でけんたろうの方が良いとの意見が非常に多かったです。(^_^;)
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