今年は大きさも揃っており非常に良い感じのスタートでした!
今年の苗はクラウンも太く揃っていたので育苗時からwktkしてましたが。。。。
夏いちごは殆どが購入苗です。苗不足で約10%発注数から減の年も有りました。全般小ぶりな年も有りましたねぇ。
日に日に苗が倒れていく。例年も倒れはしますがなんかオカシイ。疑問に思っておりましたが疑惑が現実の物となりました。
ロット事に産地も生産者も分かるらしい。まぁそんな年もあるか‼️疫病の疑惑の見付け方、見分け方、箱を開けた時の匂い等、まぁ良い勉強になりました。
生産者として1レベル上がったと思います。笑
最近の課題は土壌の微生物の多様性を上げていく事を目標にしていました。土壌に吸着してしまった吸えないリン酸やカルシウムを融解していくには土壌の微生物が沢山いるのです。
昔だと1g辺りに1億いると良い、今勉強してるSOFIXだと最低2億。目標は6億以上という中々に難しいです。土壌殺菌や、殺菌剤多用していえうと、検出すらしな事もあります。お試しで土壌分析出したら3.8億前後でした。有機JASとかそっち系の人はこの数字が高いはずです。自分も今年は殺菌剤をなるべく減らす努力をしてます。その甲斐あって秋に定植したすずあかね2棟でうどん粉病が出ませんでした。お恥ずかしい話7年目にして初めて0でした。
この数字を10億まで増やして行くのが当面の目標です。有機物補給で堆肥散布して、鶏糞を上手に取り入れながら米糠とのダブルパンチでしっかりと微生物を増やし、リン酸が吸え夏の暑さに負けない株作りが今目指している栽培です。多様性を増やしながら放線菌優位圃場にする。する為には堆肥にカニ殻を10%は入れたいですね。放線菌が増えやすいそうです。それプラス潅水する度に光合成細菌を混ぜる。カニ殻のキチン質が放線菌の良い餌らしく光合成細菌もそれに類似しているらしい。こいつは圃場で流すとどーなるかと言うと放線菌の餌になりやすく放線菌を増やして感染したとしても土壌病を発病させない土作りだと思っています。
それプラスこれは試している最中ですが資材名バクテリアンa2ってのがあって自分が思ってるリン酸とカルシウムを良く効かせてくれるらしい、微生物資材を使ってみてます。
主に硫黄病対策です。先代から続いていて堆肥等足すことが減ったので土作りに全力投球してます。土台がしっかりしていれば、多少ミスしたとしても取り返しがつくと思ってます。
脱線しましたがこんな感じで何年か作れば絶対に良い方向にいくと信じてます。その甲斐あってか春の苺ケンタロウ例年よりも多数の方より昨年と比べて美味いとお褒めの言葉を頂戴しました。
多様性こそが味に出るのかと考える様になりましたので今こんな感じで栽培してます。
なので年々元肥も増えてたりします。いちごが吸う分、微生物が吸う分と有機資材が多いので肥効は勝手に3分の2ぐらいかと思ってます。水も同じです。水に場合はそれプラス蒸散する分と乾く分も有るのかな?
小まめにマルチを捲って確認する様にしています。品質向上するし味だって良くなると確信しています。‼️
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