早出しのけんたろうを昔からずっとやっている人の所に1年半ぶりに連絡し、見学させて頂きました。
無加温で4月中旬から収穫開始するという強者です。篤農家です‼︎
無加温で作物を作る人は是非見学しに行くべきです。尊敬を通り越して驚愕すら覚えます。自分はそこまで出来ないと思います。。えぇって思うかもしれませんが。。
最初は栗山町振興公社の方に取り次いで同伴させて頂きました。そこから個人で何回も通い、細かい所を詳しく教えて頂きました。
例えば8月下旬から9月に定植するのは基本ですが、葉っぱの枚数を13〜14枚程展開するまでしっかり大きくするなど、具体的な事は教科書には書いてません。こういう具体的な所を勉強するには現場の圃場を見に行くしかありません。根雪になる寸前まで養成したい所です。自分は雪が怖くて大体10月25日前後でハウスを片付けてしまいます。その時では葉っぱの枚数は足りません。。早い雪って重たくて怖いんだよなぁ〜。。どちらを優先すうべきでしょうか。倒壊リスクが高まるので個々の判断で良いと思います。
さて見学に行ったのが3月14日
写真では判りづらいかも知れませんが、アーチパイプで3重。ここまではあるあるです。ここからが凄いです‼︎
写真のポールの内側にもう2つ穴が空いているのが判るでしょうか?そう2つです‼︎既にポールで4重です。2つ足すと6重になります。
外側から農ビ0.1,農ビ0.075,農ビ0.075
ここからが面白いです。産地によって変わるのでしょう。余市では夜温の確保のトンネルにシルバーポリを使っているようです。始めてでした。稲や玉ねぎの芽出し以外では使っているのを見たことがありませんでしたが、こういう使い方もあるようです。
ラブシートなら湿気も逃せれるので良いと聴いた事はありますが、非常に高価です。更に農ビ、不燃布と続き、6重の完成です。感無量です。ですが今年の2月は天気が悪く例年より相当遅れてるとの事でした。それでも自分のふた周りは早いですよ。。3/14日の時点で花さいてますし。。昨年の自分も咲いてましたが、それでなんとかGW前でした。早出しは天気に左右されますねぇ〜。
次に驚いたのが空知35号と呼ばれいる北海道限定の新品種です。なんと試験栽培しておられました。普及所から頼まれたとのことでした。見た目だけじゃ全然判りませんでした。。 へぇ〜違うんだなぁ〜ってぐらいです。
けんたろうとあまおう
の掛け合わせです。本当か嘘か知りませんが雪らら?
と言う名前になるかもと仰ってましたがまぁ公開されてないので、眉唾です。
自分達生産者が栽培出来るまでまだまだかかると思われますが非常に楽しみですね〜。けんたろうは裾の果房が非常に小さく、収穫物だけが多くて生産者泣かせでしたが、雪らら?は果数が減り、裾のサイズが大きくなるようです。ですがあまおうを掛け合わせているので一番果は果形が暴れやすい様です。難しそうだな〜。
本当勉強になりました!ありがとうございますした‼︎自分も早く篤農家になれるよう邁進して参ります。
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