先週はこんな感じにアチコチに付いてたんですが、整理して葉も余り込み合っておらず、果房も無い状態ですので安心して防除が出来ます。
真っ白だったのが茶色くなったり黒くなったりして死んでます。まだ微かに残ってる所も有るので今週も一度防除すれば殆ど退治出来ると思われます。
今後は北海道も暑くなってくるので、うどんこは段々出辛くなり、葉ダニやスリップス対策が大事になります。今後の防除のメインはこちらになると思われます。
今度花が同時期に上がってきた時スリップスがどの程度居るかによって防除を行われます。初期に動く事が何より大事です。世代交代が行われるまでに退治しておけば、悪化していきませんので。
※その速度は脅威です。
アザミウマは英語の「Thrips」をそのまま読んで「スリップス」とも呼ばれます。名前に「ウマ」とつきますが、大きさは成虫で1~3ミリとかなり小さく細い害虫です。多くのア
ザミウマが植物の花粉を好んで食べますが、葉や花なども加害し、花弁にはかすれた様な症状や褐変症状、葉にはひきつり症状や縮れ症状が発生します。成虫は葉や花弁などの組織内
に1個ずつ卵を産みつけ、雌1匹で150~300個の卵を産むと言われています。孵化した幼虫が花弁や新芽などを加害し、2回脱皮したあと、さなぎになるため土中へ移動します。土
中でさなぎになったあと地際で羽化し、成虫になる。というのがアザミウマの生活環です。30度の温度下では、約10日で世代が替わるといわれており、ハダニに近いスピードで世代
交代がおこなわれることも脅威を感じる害虫であることがわかります。
アザミウマの被害は、環境により大きく異なると言われています。前述のとおり、アザミウマは花粉を好んで食すことから、ほ場周りの花が咲いている雑草に潜んでいる可能性が非常に
高い傾向にあります。まずは、ほ場周りの草刈りを徹底し、発生源を減らす必要があります。 施設栽培品目においては、開口部へ防虫ネットを展張することで施設内への侵入を防ぐこと
ができますが、目合いの細かいネットを展張しなければ意味がなく、品目によっては高温障害を招くこともありますので注意が必要です。薬剤による防除ですが、アザミウマの生活環からわかるとおり、最低でも10日に一度の薬剤散布が必要であり、出来れば浸透移行性のある薬剤の選択がベターです。うちではスリップスの防除をする時普段の防除より水量を出します。花に隠れてても効くようにする為の対策です。
また、粒剤を定期的に地表面へ散布し、土中に移動するときに殺虫することで、根本的な密度を減らすことも有効的な対策です。
北海道夏いちご栽培の天敵はうどん粉じゃないでしょうか。勿論葉ダニも怖いですが、アブラムシ類は研修中見たことが無いですね。
春の涼しい気候と秋の朝晩の温度差で靄や霧?毎日の様に出ます。
北海道と本州の違いを感じます。
7/17日現在少しづつですが増えてきました。日量パックが150前後、トレイ30枚ぐらいは安定して、取れてます。
内訳は3Lが4割の後は均等と言った所でしょうか。
トレイは20玉5割、24,30玉が半々です。夏場にかけてこのトレイサイズに合わせて作れるかは腕の見せ所では無いでしょうか。例え北海道と言えど28度から盆地は(富良野とか旭川)だと32度辺りはザラです。夜は涼しいですけどね(笑)
編集中
この記事へのコメントはありません。